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Capcom、日本の新卒向け給与引き上げで「優れた人材」を惹き付ける
Capcomは、「優れた人材」を獲得するために日本の新卒採用者向けの基本給を約27%引き上げる予定だ。
「ストリートファイター」や「バイオハザード」などを開発するCapcomは、これにより新入社員は月々30万円(2,000ドル)を得ることになると述べた。これは現在の235,000円(1,570ドル)の月給を大幅に上回る金額だ。
この賃金引き上げは2025会計年度の初めに実施される予定だ。この動きは、スタジオが日本の従業員の基本給を平均30%引き上げてから約2年後のことだ。
Capcomは投資家に対して、「Capcomグループは、持続可能な企業価値を高めるために、世界クラスの品質のゲームを創造するための開発や技術の能力強化に焦点を当てています。人材への投資戦略を促進するため、グループの最優先事項の1つに掲げ、2022年から、人材への投資を促進する目的でいくつかの取り組みを実施してきました」と述べた。
Capcom従業員向けのさらなる引き上げ
Capcomは、2024年度(4月開始)に平均5%以上の給与引き上げを予定している。会社はまた、現在の従業員と新たに入社するスタッフに対して、今後の会社の未来を支える「特別な支払い」として、一時金を提供する予定だ。
現時点では、Capcomは順調な立場にあるようだ。過去9か月で連結紀織売上高が前年比33.3%増の1,061億円に増加しており、デジタルコンテンツ事業での「ストリートファイター6」と「バイオハザード4」の売上が収益を牽引している。